@逆子治療について 逆子の種類
東洋医学では逆子の原因 気、血、水の巡りが滞り、逆子が起こると考えます。 @気血両虚による胎位不正気血の弱っている人が妊娠することで、ますます気血を消耗し, 胎児自身に影響するため、胎位不正が起こります。症状:顔色が悪い、手足に力が入らない(四肢無力)、 倦怠感があるなどの 気血不足の症状を伴う。 現代的に言うと貧血タイプの方です A気機鬱滞による胎位不正ストレスや情緒の抑鬱によって、気が滞ったり、寒邪を受けて 気血が擬滞したり、胎児が大き過ぎて気機を塞いだりすることによって、胎位不正が起こる。症状:胸部のもだえ感(胸悶)、お腹の脹り(腹脹)、よく溜め息が出る、 気分が優れずうつ状態になりやすい、などといった症状を伴いやすい 現代的に言うと ストレスが原因です B血滞湿停による胎位不正妊娠後期に、血や湿が内に滞り、気の流れを阻害して(気機不利) 起こる胎位不正。お腹が脹って痛む。 症状:水湿の流れが悪くなると、尿量が少なくなったり、 下肢の浮腫(足のむくみ)などを伴う。 現代的に言うと 腎機能障害です。 当院での鍼灸治療 逆子治療で有名な、三陰交や至陰といったツボを刺激し、元に戻すよう刺激します。 それと同時にその原因となった上記のような体質の改善の治療(全身に鍼灸治療)を同時にすることにより再発を防ぎ、安産出来るよう治療します。 |
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産婦人科より紹介をされた方へ 電話(042-559-8720)又は ネット予約にて予約をしてください。 その際に逆子治療の旨と紹介を受けた各医療機関名を告げてください。 |
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A陣痛促進 予定日をすぎても生まれない場合の鍼灸もあります。「めぐりを良くして、内臓の働きを活発にする」刺激によって胎児が動き、子宮の動きが活発になって、産気を催させる東洋医学の方法は、自然で安全な方法として、おすすめです。 |
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B安産治療 安産治療とは、安定期に入ってから出産までの間、赤ちゃんが健やかに育つために行うお灸、鍼治療のことです。 お灸や鍼をすることで臍帯血流量をあげ、胎児への栄養状態を良くしてあげます。 9ヶ月になったら2週間毎、臨月になったら週1回に増やしていき、お産に備えます。 虚弱体質の方や風邪をひきやすい方、妊娠中毒症を起こしやすい方など様々な方が対象になります。 |
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当院は予約制となっておりますので、希望の日時がある方はお早めに電話ください。 女性の治療者を希望の方は受付に伝えてください。 |
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当院院長自身、鍼灸による出産治療で家族の出産をしております。 陣痛促進から始まり、出産時の疼痛軽減と出産時間短縮の治療をし、出産をしました。 鍼灸治療は、妊娠、安産、出産と古代より多くの経験と技術により携わってきました。 現代社会において、副作用が無いため見直されてきています。 |