単殿位 (たんでんい) |
赤ちゃんのお尻が全部下になっていて 足は上向きになっている状態のことを いいます。この場合は自然分娩で出産 することができます。 |
複殿位 (ふくでんい) |
赤ちゃんのお尻は下になっていて、 膝が曲がっている状態です。 このうち、体育座りのように両膝が 曲がっているのを全複殿位、片膝のみ 曲がり片足を上にあげているのならば 不全複殿位といいます。お尻が 足よりも確実に下になっている場合は 自然分娩でも可能ですが、単殿位よりも リスクは高くなります。 |
膝位 (しつい) |
膝を曲げて、膝が一番下になっている 逆子の状態です。 両膝であれば全膝位、片膝だけなら 不全膝位といいます。この場合は、 帝王切開での出産になります。 |
足位 (そくい) |
赤ちゃんが足をのばし、足が下に なっている状態です。 おなかの中で立っているような 感じですね。 両足をのばしていれば全足位、 片足だけをのばしていれば 不全足位といいます。 どちらも帝王切開での出産になります。 |
東洋医学では逆子の原因 気、血、水の巡りが滞り、逆子が起こると考えます。 @気血両虚による胎位不正気血の弱っている人が妊娠することで、ますます気血を消耗し, 胎児自身に影響するため、胎位不正が起こります。症状:顔色が悪い、手足に力が入らない(四肢無力)、倦怠感があるなどの 気血不足の症状を伴う。現代的に言うと貧血タイプの方ですA気機鬱滞による胎位不正ストレスや情緒の抑鬱によって、気が滞ったり、寒邪を受けて 気血が擬滞したり、胎児が大き過ぎて気機を塞いだりすることによって、胎位不正が起こる。症状:胸部のもだえ感(胸悶)、お腹の脹り(腹脹)、よく溜め息が出る、 気分が優れずうつ状態になりやすい、などといった症状を伴いやすい現代的に言うと ストレスが原因です |
陣痛促進予定日をすぎても生まれない場合の鍼灸もあります。「めぐりを良くして、内臓の働きを活発にする」刺激によって胎児が動き、子宮の動きが活発になって、産気を催させる東洋医学の方法は、自然で安全な方法として、おすすめです。 |
安産治療安産治療とは、安定期に入ってから出産までの間、赤ちゃんが健やかに育つために行うお灸、鍼治療のことです。 お灸や鍼をすることで臍帯血流量をあげ、胎児への栄養状態を良くしてあげます。 9ヶ月になったら2週間毎、臨月になったら週1回に増やしていき、お産に備えます。 虚弱体質の方や風邪をひきやすい方、妊娠中毒症を起こしやすい方など様々な方が対象になります。 |
当院は予約制となっておりますので、希望の日時がある方はお早めに電話ください。 女性の治療者を希望の方は受付に伝えてください。 |
当院院長自身、鍼灸による出産治療で家族の出産をしております。 陣痛促進から始まり、出産時の疼痛軽減と出産時間短縮の治療をし、出産をしました。 鍼灸治療は、妊娠、安産、出産と古代より多くの経験と技術により携わってきました。 現代社会において、副作用が無いため見直されてきています。 |